三つ子の魂百まで・・・とか言いますが、子供のころから好きだった石なので、ついつい夢中になって昨日は波に足もとをさらわれそうになりました。
浜石は波で磨かれ、円摩されているので、きれいなものが多いです。また波で磨られているうちに扁平になったりして、そんな中の異形を探す楽しみもあります。
今回、浜で石を立ててみました。するとこれが、なかなか面白いのです。
ちょっと細長い安山岩系の小石を立ててみたら、ろうそく石!!けっこう浜辺にろうそく岩ってありますよね。去年も北海道は積丹方面で見かけました。
こんなやつもありました。
サイズはワニグチモダマくらい。平らっぺたくて似たような感じなのです。(この写真サイズでほぼ実物大です)
ピンクと白のグラデーションがきれいな、メノウの仲間だと思います。。
こんな天然石ばかりを集めて碁石にしたら、さぞきれいでしょうね・・・とは言え、碁は全く知らないのですがね・・・
小さくてもきれいな白メノウも拾ってしまいます。
メノウの魅力は、その透明感と、石の中に何か光を蓄えるようなところがあります。
波に打たれ、浜砂利に叩きつけられ、表面が真っ白くなるほどのパーカッションマーク(打痕)がついても、それは無くなりません。
夕方になって、影が長くなるころでも、薄暗くなった礫浜にぽつんと光るように、メノウは存在感を際立たせています。