
日本海側の福井県と、太平洋側の愛知県を中心にビーチコーミングを続けている Shige のブログです。 開設は2004年の暮れ、すでに20年以上続けていますが、どこまでやれることやら?
漂着物には、四季が関わっており、それぞれの季節でその場所にふさわしいものが届きますし、それ以外の偶然の奇跡もあるから、たまりません。
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コウボウムギは大きな群落を作り、数も多いので目立ちますが、小さめのコウボウシバはややマイナーな海岸植物ですね。砂丘の縁までぐいぐい伸びるコウボウムギと違って、コウボウシバはやや安定した人が通ったりするようなあたりで見かけることが多く感じます。こうした生える場所を選ぶのも戦略でしょうか?
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春の浜の花が咲き揃っています。ハマヒルガオ、ハマニガナ、ハマダイコン・・・いろいろありますが、コントラストが強く、色の変異の多いのはハマエンドウでしょうね。これから鞘を膨らませていきますが、花の色の微妙な変化も楽しい植物です。
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昨日、海流図をアップしましたが、渥美半島の表浜はこんな感じ!浜の様子を見ていただければわかるように飛砂が激しく、この日も西風が6mほど吹いていました。まだまだ5月中旬、黒潮反流が来るのは先ですが、それにしても、何も無いなぁ~!
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これまで大蛇行を続けていた黒潮が本州の地形に沿った流れに替わってきたようです。この図からは潮岬に反流がしっかり届いていますが、遠州灘に届くのは、もう少し先なのでしょうか?もちろん黒潮だけではなく、南風の要素も大事ですね。
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GWも終わり、人出が一段落の渥美半島表浜、砂浜にも砂まみれのアメフラシがいくつか打ち上げられていました。黒っぽい25㎝ほどのアメフラシが砂まみれになっていると、何だかシリコンゴムなどで出来た他のモノにも見えます。
こうしたアメフラシは産卵後に息絶えた個体でしょうか?
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