浜辺などで石を積み上げる遊びで、ストーンバランシングと言うものがあります。この頃、ちょいと時間のある時にやっていますよ。

この石積みはバランスをとるためにかなり集中力を必要とします。上に載せる石のサイズや形で元のバランスが崩れることがあり、それができた時の達成感も大きいですね。
渥美半島には写真のような扁平礫が多くみられます。この礫の多くは古い時代に天竜川から運ばれたもののようで、伊勢湾に浮かぶ神島でも見られるそうですし、三河湾側でも見ることができるもので、砂岩が非常に多いですね。
漂着物の少ない時にはこんな遊びも良いですよ。
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オレンジ浮きとは、中国製の刺し網用のウキで、ABS樹脂でできています。2枚の樹脂を貼り付けることで出来上がり、その樹脂に着色されたオレンジ色から、オレンジ浮きと呼ばれています。

そんな中、オレンジ色以外のバリエーションがあり、これまでに黄色、青(水色)、黄緑の3色を確認しています。こうした色のバリエーションは1号ウキがほとんどでしたが、久しぶりに3号ウキで見つけました。やはりこうした色のバリエーションを見つけると、ついつい手に取ってしまいますね。(笑)
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メダカラが好きだということは、前にもどこかで書いたかも知れません。海水温の底が過ぎたようで、表浜の磯近くのポケットビーチでわりとキレイなメダカラを見つけてきました。

メダカラですが、殻の上にある暗色の斑紋を黒目に見立て、目宝貝と名付けられました。けれども目に見える殻は、そう多くはありません。上の写真で見ても大きく分けると、上の目玉パターン、下の横縞パターンなどがあります。
さて、この違いはどこにあるのかと、観察してみました。基本的に目玉パターンの貝殻が大きいですね。横縞パターンはやや小ぶりです。そしてルーペで見ると目玉パターンは、目玉の下に微かに横縞パターンが出ています。そうしたことから、この目玉模様は成長の過程を示していることに気づきました。
そんなわけで、メダカラガイ、池田先生のタカラガイブックで確認したら、P92~93に解説と図で示されていました。さすがです!
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魚の図鑑ってのは、色々ありますね。子供用だけじゃもったいないと思える学習図鑑から、専門家の図鑑まで。貝に比べて魚は多いですね。一昔前は「魚貝の図鑑」でしたが、最近では魚だけ独立していますね。

表浜でキレイになった魚の頭骨を見つけました。魚の頭骨やパーツから同定できる図鑑ってのはありませんよね。あったら嬉しいのですが、見たことがありません。この神経頭蓋、見た感じはタイの仲間でしょうが、詳しいことは分かりません。自分で喰った魚から覚えるようしかないようですね。(笑)
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今日の福井県若狭地方、一日中雨降りでした。そんな中、美浜町で海浜センター行事の貝拾いビーチコーミングが開催されました。コロナ禍∔雨降りでしたが参加者の皆さんはカッパや傘で頑張られましたよ!

午前中の小降りの時でしたので、カッパ組も多く、青いポリバケツは貝殻でかなりいっぱいになりました。

午後は海浜センターで標本づくり。雨のため午前の部は早めに切り上げたので、みなさん貝も洗い終えて、午後の部に入ることができました。今回は、当日に私が拾ってきた貝の実物に名前をつけ、実物標本と比較するようにしました。図鑑も便利ですが、その場所で取れた貝は、やはり分かりやすいように思いました。
朝に弱いオレなので、遅刻はいかんと、前日入りしています。4月16日、お天気は何とかお日様が出ていましたが、若狭地方の平均風速は5mほどの東南東の風、そして最大瞬間風速は何と22mほどもあったのでした。浜辺では飛砂がひどく、ポケットやカバンの中まで砂でジャリジャリ・・・17日当日は雨の予報が出ていましたので、雨に加えて風が・・・と心配していましたが、浜辺でもそこまでの風が無かったのは、参加者の皆さんの心がけでしょうね。おつかれさまでした。
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