モモタマナは英語圏でCountry Almondとも言われている種子です。
この種子は、コルク質の浮力体がありますので、浮力は非常に強く、Gunn&Dennis のWorld guide to tropical drift seeds and fruitsによれば、少なくとも2年は浮いていられるとのことです。また同書によれば発芽率も50%あるそうで、これも高い数値を示しています。
さて、モモタマナですが、全く寄らない時もありますが、今年はたくさん漂着していました。
写真にもあるようにコルク質なので軽いために高潮線ぞいに寄っていることがほとんどです。
さて、下の写真はモモタマナのコルク質の部分だけになったもの。自然に割れて、核の部分が外れたのでしょうか?この割れ方は、上の写真と見比べて、両端にある溝の部分から外れていくのが分かりますね。