我が家は、来月に引っ越しを予定しているので、少しづつ物を片付けたり、箱に入れたりと忙しい休日を過ごしています。
でも、昨日、片づけをサボって出かけた途中に見た荒島岳が気になり、日本百名山の発掘になってしまいました。
身持ちは悪くても、物持ちの良いわたし・・・数年前に片付けた数箱のダンボールを発掘したら、出てきました。
昭和39年、新潮社発行のB4サイズの本です。箱から本を抜くと、グレーの布張りのハードカバーが出てきます。表紙の真ん中には、ごらんの版画が貼付けてあります。この版画は大谷一良さんの作品です。
昔の山の本は、こうした凝った装丁のしてある本が、少なからずありました。わたしが日本百名山を手に入れたのも、この版画の引力が強かったからです。