楽器の好きな方なら大正琴と言えばすぐに分ってもらえるだろう。実は大正琴が生まれたのは名古屋の大須あたりといわれている。
開発者はタイプライターにインスパイアされて大正琴を作ったと言われるが、鍵盤の代わりとなるキーにはその名残り・・・っていうか、そのまんまですね。
弦の数は様々ですが、5弦が多く2オクターブの音域を持っています。
そんな大正琴が恋路ヶ浜に漂着していました。
中央部をクローズアップすれば、お城が見える。きっとこれは名古屋城かな??名古屋は古くからの弦楽器産地で、ギターやらバンジョーやらマンドリンにバイオリン、様々な楽器が作られていましたが、大正琴の多くも名古屋で作られていたようです。
わたしが高校生の頃、まだ小さな町工場が北区にあって、大正琴を作っていましたが、今では大きな道路になっちゃっています。
今でも名古屋市西区の
ナルダン楽器では大正琴を作っていますよ。