浜地はやっぱりメノウ！

　浜地はメノウが拾える浜として、福井では知られていますね。量的には大味の方がたくさん拾える感じもしますが、このどっちかの浜に行けば、メノウが拾えることは間違いありません。
　さて、下の写真の白メノウいかがですか？波がかかって濡れているために、透明感が強く出た美しいメノウだと思います。

　この写真を見ると、細かな砂の上に小砂利のメノウが一つ･･･何だかヤラセっぽく見えますが、コレは自然のままの風景です。
　砂浜には波型になったカスプ地形ができます。このカスプの海寄り先端部をカスプホーンと呼び、そこには礫が溜まって行きます。こうしたカスプホーンでメノウを拾うことが多いのですが、満潮時になると波が細かい砂を運んできてカスプホーンを被っていき、一番上にあった白メノウがポツンと残されたように見えるのです。このすぐ下には多くの礫が隠れていますよ。