漂着物学会ではポスターのほかに、自慢したい漂着物や、漂着物で作ったクラフトなどの展示もあります。こうした展示を一升展示と呼んでいます。
やはり実物があるので、ついつい人だかりができてしまいますね。
九州の山下さんが北海道で拾われた「スネークスキン」と呼ばれる浮き玉。ふつうに吹いた玉に、黄色のガラスを重ねるため収縮率の違いでヘビのウロコ模様が表面にできるのです。
敦賀のkinさんが学会用に作られた分銅ウキのマトリョーシカ!やさしい感じの色使いがいいですね。
豊橋の牧野さんが渥美半島で拾われたトグロコウイカ!これは一升展示にはでていませんでしたが、「見せて!見せて!」とおねだりしちゃいました。貴重な記録なので、ぜひ短報にでも書いてくださいね。
こうした一升展示やポスターセッションの良いところは、新しい知見を得るだけでなく、人との交流の場になります。同じ漂着物好きなので、スグに打ち解けて話が弾みますし、また新たな友人を作るチャンスにもなります。