安島漁港から、浜路地をしばらく西へ歩き、てきとうな場所で浜に出ます。流紋岩などの自然石を積んだ堤防が途切れて円礫の目立つ崖に出たら、そろそろ福良(ふくら)でしょうか。さて、崖の近くまで行ったら、崖の一部が崩れて、赤茶けた土砂が浜を覆っていました。このところの長雨の影響でしょうか?
このあたりでは、海面に近い地層に、珪化木や黒曜石が入っています。黒曜石は周囲がずいぶん風化して、芯の部分あたりが、崖から落ち、波に洗われてこうした小石になっています。
この黒曜石、前にも拾いに来たのですが、小さいのしか拾えなくなってきた気がするのですが、これって、気のせいでしょうか?