さて、夏ともなれば、発掘の夏!ですよね。そんなわけでしばらく富山の発掘現場におりますので、ネット更新などままなりません。まとめてアップしておきますので適当にコメントなどお寄せください。
礫岩・コングロちゃんですね。これは礫が続成作用で固結した堆積岩ですね。下の写真は、まさにこれ!でも、貝殻も見えますので、化石床となった礫岩にみえますね。
でも、その正体は?????
はい、和歌山県産のコゲクマサカでした。
陶片狂さんはクマサカガイを、海底のビーチコーマーと呼ばれていましたが、身近なモノを使ってカモフラージュするようです。何でも、礫の多い場所では礫、貝の多い場所では貝を中心に用い、中にはアルミ缶のプルトップや,陶片をまとっているヤツもいるようです。
人間同様、クマサカもいろいろコレクションしていますね。(笑)
ありがとうございました。