本州でも、冬によく行く福井県では、時々オウムガイが拾われます。はるか南方で生活していたオウムガイが死後、殻だけになってプカプカ漂流し、黒潮や対馬暖流を乗り継いで本州中部までやってくるのは、ロマンがありますね。ただ、漂着したオウムガイは旅の途中で欠けたり、割れたりして満身創痍に加え、エボシガイやカキといった付着静物のボロをまとってやってきます。
でも、南の島で拾われた漂着オウムガイには、こんなに完璧な殻を持ったやつがいました。
まるで標本屋の店先に並ぶかのようなオウムガイ、こんな殻を自分で拾ったらどうなっちゃうのでしょうね~??
ありがとうございました。
南の島からの素敵なプレゼントシリーズ、ひとまずここまでになります。明日からは通常ブログに戻る予定ですから、こうしたレアモノは今日でおしまい。(笑)
富山発掘・2