今季は、渥美半島表浜へのアカウミガメの上陸と産卵は、オレの知っている限り最も数の多いものでした。
ビーチコーミングをすれば、真新しいトラックがいくつも見られ、8月中旬までそんなトラックは見られましたから。そんなわけで、孵化して海に還っていく幼体も多いことでしょう。
そして今季多いのは、アカウミガメ成体の漂着です。やはり上陸数が多いので、当たり前なことでしょうが、あちこちの浜で、ごろんと横たわった死体を見るのは、うれしいことではありません。
この漂着個体は腹甲を上にした、仰向けの状態で打ち上げられていましたが、うつぶせ、仰向け、どっちもありますね。背甲の方が丸いので、うつぶせの姿勢での漂着が多いように思えますが、仰向けになった理由は何でしょうね?