ビーチコーマーは、浜歩きをするときに、さまざまなモノに気を配っています。
そんな中で、特に気にしているのが外洋からやってくる遠来のモノなんです。そうした遠来のモノが寄るときには、必ずと言って良いくらいに一緒にやってくるモノがあります。
そうした漂着物を、指標漂着物とでも呼びましょうか。
オレが指標漂着物として注目しているのは,エボシガイやカルエボシといったエボシガイ類です。漂流物に付着し、一緒に漂流しながら成長するエボシガイ類が打ち上げられていれば、長旅をしてきた漂着物が期待できますので、こんなものがいっぱい打ち上げられているときは、ついワクワクしちゃいます。(笑)
アメリカの浮き玉専門家、故エイモス・ウッドさんは、カツオノカンムリを浮き玉の漂着指標にしています。アメリカ西海岸では、カツオノカンムリが漂着して1~2ほどすると、浮き玉が漂着することが多いそうですから。