砂被りライン、これはなかなか難しいものです。被っていると何も分からず、まさか砂を除けながら探すわけにも行かず・・・よほど幸運に恵まれないと、そんな中からモノは出てきません。
でも、この日はツイてました。被った砂が飛ばされ、ぽつんとあったのは、何とギガシフォン!大量漂着のあった2012年夏に渥美半島で見つけ、大喜びしたギガですが、ついに福井でも!
ギガシフォン、モダマのようなサイズですが、周囲を囲むような2本の明色をしたベルトが特徴です。そしてこの特徴はベルトの縁にありますので、クローズアップでご覧ください。
このベルト、片側では離れたままですが、反対側ではV字型にくっついているために「Vモダマ」などと言われたこともあります。この特徴は日本でも産するハカマカズラの黒っぽい実でも確認できますので、近い仲間でしょうかね。