三里浜砂丘ですが、これまで10年以上見てきて植生などの変化が見受けられます。砂の移動や人の出入りが減ったせいか、砂丘上の海浜植物が押されてきている気がしてなりません。汀段上はまだ砂の露出がありますが、もうこの時季には砂丘のほとんどが緑色してますもの。
昨日群落を紹介したハマウツボですが、かっては群落を作らずとも、砂丘上斜面にあるカワラヨモギや、イソスミレの株の中からニョッキリと顔を出していました。でも、今年はそんなのが激減!やっと探し出したのがこれです。
イソスミレの株から顔を出してはいましたが、辺りにはびこるコバンソウ、どもなりません。砂丘上にはコバンソウも蔓延しはじめ、アメリカネナシカズラよりもタチが悪いのじゃないかと思うほどです。引っこ抜いて燃やすしかないのでしょうかね?