伊良湖岬で夏から秋にかけ、いつもオレが歩くのは、南側に海のある恋路ヶ浜です。でも、北西の季節風が優勢な冬場、伊良湖岬あたりでは強烈な西風が吹き、恋路ヶ浜にモノは寄りません。そんな時には北西側に海のある西の浜にはひょうちゃくぶつがありますが、ほとんど愛知近郊のゴミばかりで行く気になりません。
伊良湖岬港にはフェリー乗り場があり、その西側には時折ビーチが出現します。ほんの小さな三角形のポケットビーチですけどね。白い建物の奥がフェリー乗り場です。
こんな狭いポケットビーチですが、赤茶色の陶片がたくさん転がっていました。
この陶片は、どれも蛸壺の破片です。かってこのあたりで使われていたものが捨てられたのか、角が磨かれてこうした陶片になったのでしょう。柳田國男の本に出てくる伊良湖焼きなら嬉しいのですが・・・(笑)