真冬の大荒れの日本海、しけによる風や波がたくさんの漂流物を岸に寄せてくれます。けれどもそんな時季はあまり貝がうちあげられることはありません。
立春も過ぎ、2月も半ばになると小さな貝が打ち上げられるようになってきます。寒い日は無理ですが、そんなに風の強くない日ならば、浜辺で貝拾いもできるようになりますね。
ブドウガイ、カイコガイダマシ、チャイロキヌタ、ネコガイ、ウズイチモンジなどなど。それにハリセンボンの顎や、コメツブウニも混じっていますね。
浜辺にしゃがみこんで、こうして貝ラインを探っていると、無心になれるひと時がありますね。この感覚、ビーチコーマーのみなさんなら分かっていただけますね。