表浜海岸に薙刀ほおずきが打ち上げられていました。薙刀ほおずきの名の由来は、紫色をした卵殻一つの形が薙刀の刃先に似ているからでしょうね。
このほおずきが貝の卵殻ということは、よく知られていますね。薙刀ほおずきは、アカニシの卵ですね。
渥美半島でもよく見かけるアカニシは、「にし貝」と呼ばれて、食用になります。海産物の中でも、貝を売り物にしている渥美半島なので、漁業の対象になっているせいか大物を見ることができません。今でも磨耗して古くなったのは大きいのですが、昔は殻口から右手を入れると、ボクシングのグローブのように中心の軸を握れるサイズがありましたが、最近は見かけません。