発掘現場から戻りましたので、「黒潮の運ぶモノ」シリーズ、とりあえず、今日で終わりですが、秋にかけてはしばらく渥美モノなので、同じですね。(笑) 台風はさまざまな南方系植物を運んできましたが、これもその代表的なものです。
ミフクラギは、樹液が目に入ると、目が腫れてしまう毒性を持っていることから、目腫木→ミフクラギとなったようです。
ミフクラギもモモタマナ同様に、様々な姿で漂着します。あまり劣化の無いものでは、写真のような縦にまっすぐ伸びた繊維が表面に見られますが、この部分が外れると、コルク質っぽい表面になり、それがさらに進むとオナモミのような形となります。