この夏から秋にかけてのシーズン、特に目立ったのはアダンでした。それまではそんなに多く見かけることの無かったアダンでしたが、この夏はあちこちで見られました。
このアダンは南方系の海岸植物で日本でも沖縄や奄美の海岸で見られます。奄美大島に住んでいた画家の田中一村さんの描いたアダンの果実は、パイナッップルのような集合体で、非常に印象深いものでした。
それが砂浜に転がっているのを遠目に見えたものですから、砂浜を鬼ダッシュしちゃいました!
思いっきり急いで駆け寄ったのですが、どこやら違う・・・そう、本物のパイナップルでした。(笑)(笑)
アダンの果実もパイナップル同様に黄色く熟すと、ヤシガニやらヤドカリが寄ってきます。前に宮古島でそんなのを齧ってみたのですが、遠いところに甘みがありました。けれども表浜の偽アダンは、腐って甘ったるい匂いがたちこめていました。(笑)