去年の長雨で伊古部の道が崩れ、道は通行止めになっていました。そろそろ直ったかと思いましたが、3月頃までは工事のようです。そんなわけで田原の百々へやってきました。こんな時季なのでサーファーもいませんでしたわ。
刺し網なんかをやってる小船の脇をぬければ、西からの強風が頬に当たります。足元では、風が巻き上げた砂が飛砂として東へ、東へと飛ばされていきました。
風の向かった先に目をやれば、海蝕崖の下に広がった砂浜は飛砂によって浜辺の円礫の目立つ浜になっていました。これからおよそ三ヶ月、風は砂を飛ばし続けますね。
地学で学んだ風成層はモンゴルの砂漠や、中国の黄土地帯をイメージしていましたが、表浜の冬を知ると身近にあることが体感できますね。