百々海岸の東側は秋の荒れで砂丘が削られました。そのために高さ1mほどの浜崖になっている箇所もありました。砂丘は飛砂が運んだ砂などで堆積したもので、崖の中にはかっての漂着ラインが埋もれており、プラゴミや壜などが化石のように砂層の中に入っていました。
そんな中で気になったのは、崖から出た植物の新芽! この植物の同定はできていませんが、飛砂と一緒にタネが飛ばされてきて、崖に定着した可能性もありますが、かっての漂着ラインに打ち上げられたタネが埋もれたままのシードバンクの中にあり、砂丘が崩れた事によって発芽したものだと思いました。
何も無さそうな浜辺でも、ちょっと気をつけると、興味深いモノが見つかりますね。