写真の青黒い貝って、何だか分かりますか?
最初は、あれっ??と思っていましたが・・・・。
そうです、ビワガイ。
死後、黒っぽい泥の中に埋まっていたのか?(至って単純な考え)、ミネラルが入ってきたか?、半化石化した?のか分かりませんが、時々黒っぽい貝が見られます。
渥美半島の高松海岸には、洪積世の貝化石の産する露頭があります。ここのシルト層をスコップで掘ると、オオノガイ、ヤツシロガイといった貝化石が多産します。
その貝をきれいに洗うと、まだ生々しい色が残っており、今の貝と見間違うほどです。ここの化石で写真のように黒くなったモノは見たことがありません。