
ビーチコーミングを続けていると、漂着物の進化がわかります。
さすがに生物の進化は見られませんが、人の作った工業製品なら、一目瞭然です。
ここ数年、以前に比べ、中国や韓国製品の質が格段に良くなりました。
それは使われるプラスチックなどの素材だけではなく、製品のデザインなどにも表れています。
隣国の韓国では、ウケという漁具を使ったアナゴ漁が盛んで、漁具のウケが漂着します。ウケの蓋にあたる「かえし」と呼ばれる部品は、消耗品なのか、ウケ本体の5倍以上漂着します。
写真に示したのは、新型の「かえし」です。以前からあるものに比べ、二つの大きな改良点が見られます。一つ目は、「かえし」を外れにくくするために、基部にツメが付きました。二つ目は、放射状になった入り口の部分に、緩い螺旋が取り入れられ、強度がアップしました。
大きさは、ほとんどかわりません。スケールに入れたZIMA人形は身長5cm。
この秋は、浜に漂着する「かえし」に注目して下さい。新型が混じっているはずです。