ナホトカ号の漂着やオイル回収で知られた雄島近くにある浜地海岸、ここではメノウの打上がよく見られます。メノウといってもカルセドニーとも言われる白っぽいものが多く、それにオレンジ色や黄色いものが混じっています。
ここの浜でメノウの打上があるのは、浜の基盤岩である流紋岩の脈に入ったものが侵食により外れ、割れて小さくなり、それが磨耗したものです。
この浜は暗色の細礫ですので、明るいメノウは見つけやすいのです。特に夕方の斜光線がさす時には、透明なメノウの中に光が溜まるかのように、余計に明るくみえるので、探しやすいですよ。
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