この夏、日本列島は数多くの災害にみまわれました。そして台風が多い!もう続けざまにやってきますし、逆走や普段ではありえない方向に進むものもありました。
こうした台風による波浪や冒浪が続くと、浜の砂が大きく削られることがあります。その代表的な例は浜崖で、波浪が砂丘まで何度も何度も押し寄せ砂を運び去り、砂丘に崖を作ってしまいます。こうした現象は波浪の強さや続く時間で様々な形があります。上の写真はあまり強くない波浪が南から長時間寄せたときにできた汀崖で滑らかな斜面を形成しています。またカプス状になっていることから海岸に対して南から平行な波が続いたことを物語っています。
台風後の漂着物だけではなく、浜の様子にも目を向けると、様々な発見がありますよ。
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