海岸でビーチコーマーが紫色の貝を探すとなれば、海面を浮遊するルリガイやアサガオガイが思い浮かぶでしょうね。
二枚貝には紫色の貝が多く、愛知で大アサリとも言われているのはウチムラサキ、内側が紫色です。それにイソシジミ、ムラサキガイ、フジナミガイ、アケボノキヌタなどのシオサザナミの仲間には紫が多いですね。
この手の貝、愛知では干潟や砂浜などでイソシジミとアケボノキヌタをよく見かけます。そして時折見られるのが写真のムラサキガイ、ムラサキイガイではありませんよ。ただこの貝も退色が早くちょっと時間が経つと白っぽくなってしまいます。殻皮があるときは目立たない色ですが、それが剥けたらきれいな紫色の貝が現れますね。
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