ギンカクラゲの大量漂着で驚いた高浜、ルリガイから外れた浮き袋だけの漂着も多かったのです。このように浮き袋は外れたり、千切れることが多いのです。
そんな中で最も保存が良かったのが写真の個体でした。このルリガイは殻径が38㎜、そして浮き袋の長さは170㎜ほどもありました。ちなみにこのサイズのルリガイであれば、浮き袋は50㎜ほどあれば、浮くことが可能です。けれどもこれだけ長くするのは繁殖のための卵嚢を浮き袋の下に吊り下げる必要があるからでしょうね。
浮き袋の下に卵嚢を持っていたルリガイは、殻径が25㎜以上の個体で、ほとんどは30㎜以上の大型個体でした。
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