ちょっとこの写真では分かりにくいかもしれませんが、何だか分かりますか?
材料はプラスチックで、真ん中あたりでポッキリ折れています。
実はこれ、コンパクトになるように作られたスプーンで、運搬に便利なように半分のサイズに折れ曲がるようになっているものです。
流出国はわかりませんが、そんなに遠くない国のもので、カップ麺などについているのでしょうか?
横浜のKさんは、漂着スプーンの大家で、2004年の漂着物学会・全国大会では、漂着プラスチックスプーンに関する発表をされました。その後、ビーチコーミングをするみんながスプーンに注目しはじめました。
ちょっと注意して見ると、こうした折れ曲がるスプーンもあれば、爪楊枝を内蔵したスプーンもあります。
漂着物を通して、ビーチコーマーの視点の違いが見えてくるのも、ビーチコーミングの醍醐味でしょう。漂着するモノも面白いが、それをめぐる人々も面白い!