いきなりエコシステムなんて小難しいタイトルでごめんなさい。まぁ、ワカメをとりまく生態系に関ることなのです。
知多半島、春先からワカメの漂着が続き,皆さん拾われますが、それよりも打ちあがる供給量が上回っているため、昼ごろでかけるわたしでも拾えるのですよ。
このあたりに漂着するワカメは、根っこが小石にくっつき、そのまま漂着しています。
ワカメは流されないように、小石にくっついていますので、力を入れて外してみました。
すると根っこと小石の間におかしなヤツがいました。
「スリッパシェル」とも言われる、シマメノウフネガイでした。
なぜかワカメと小石との間には、この貝が多い割合で入っているのです。この三つのワカメには全て入っていました。何か共棲する意味があるのでしょうね。
さて、シマメノウフネガイはそのままにして、家に戻ってワカメを洗っていたら、メカブの下にある根っこの隙間にまだ他の生貝が入っていました。
それはイボニシとセキモリガイでした。
セキモリガイはイトカケの仲間で、こいつらはイソギンチャクの吸血鬼として知られていますよね。それがなぜ根っこの隙間に入っていたのでしょうか?
隠れ家なのでしょうか?それとも・・・???
こうしたワカメにも、きっとわたしたちの知らない深い生態系があることを垣間見られる漂着でした。
お知らせ
浮き玉マニアのみなさまにはおなじみ、小樽の
浅原ガラスでロケなどをして作られた「浮き玉職人の家族愛」をテーマにしたTVドラマの「雪あかりの街」が今夜放映されます。今夜と言っても、正しくは金曜の午前1時過ぎです。
何より嬉しいのは、しばらく火が入っていなかった窯を撮影のために、故浅原陽治さんの息子さんらが窯に火をいれ、復活された様子の収められた「メイキング」が見られることです。
皆さん、コレは録画モノですよ!!
チャンネル :総合/デジタル総合
放送日 :2008年 4月25日 放送時間 午前1:25~午前2:40