美浜町小野浦の北側に位置する野間灯台下の磯で、干潮時にこんなものを見つけました。
それはこの写真にあるような直径5センチほどの貝殻を使ったリースでした。
それも貝殻片をよせ集めた可愛らしいリースなのですよ。
白、ピンク、むらさき・・・色とりどりの貝殻の小片が折り重なるようにして美しいリースを作り上げていました。
さて、このリースの正体は何かと言うと、ご覧の通りイソギンチャクだったのです。
泥岩の岩場の中にあるタイドプールで生活しているイソギンチャクが、タイドプールに堆積した砂の中から、貝殻片を集め、それで着飾っていたのですよ。
それも干潮時だけ・・・満潮時には触手が伸び、貝殻は目立たなくなっていました。
イソギンチャクがこうした貝殻片で干潮時だけ着飾るのは何か意味があるのでしょうね。
もしかすると、触手を日差しや空気から守っているのかもしれません。
それとも、お洒落なイソギンチャクなのでしょうか?
富山の暑い夏・・・その後アップしました。