モモタマナ・
Terminalia catappaは、コルク質に覆われた軽い種子で、漂着しているモモタマナのほとんどは、表面の繊維質が磨耗したり風化し、コルク質が表面に出ています。
沖縄本島から南に広く分布する植物で、アメリカなどではカントリーアーモンドとも言われています。
9月6日、伊良湖岬に漂着したモモタマナには、いくつかのカルエボシが付着していました。
付着していたカルエボシは10ミリ以上の個体もありましたが、2ミリほどの小さなものも付着していました。
この、モモタマナを翌朝塩水に浮かべてみました。
およそ2/3くらいが水面に出て浮かびました。
そして驚いたことに、塩水につけたところ、カルエボシがまん脚を伸ばしていました。そして1時間ほど後にはもう殻板の中に納まって動くことはありませんでした。
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