春のシギ・チドリ類の渡りシーズンは始まっており、夏羽の個体も見られる時期です。

今年は暖かい日が続いていますが、表浜ではまだ冬羽のミユビシギがウロウロしていました。シギ・チの中でも、このミユビシギはじっとしていれば寄って来るかわいい連中ですので、これも望遠ではなく標準ズームの望遠域で撮ることができました。これから北に向かい繁殖活動をして、冬になれば戻ってきますね。
あ~ぁ、ダメっすね。hiyocoさんに教えてもらうまで、なぜかミユビシギをトウネンって書いちゃっていました。どこからトウネン来たのだろ?もう、これは加齢なる大間違いでして、このブログの同定、あんまり信用しちゃいけませんよ!ご覧のみなさま、間違いあれば、お知らせください。よろしく~!!
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どこでも初物は嬉しいものですね。
ウスバハギ、これまでたくさん見てきました。でも、オレが見てきたウスバハギはどれも日本海側の海岸で見つけたモノでした。

さて、先日の渥美半島表浜では初めてウスバハギとの出会いがありました。身はカラスなどに喰われていましたが、この顔、そして頭の棘(角じゃないよね)、間違いありません。わりと暖かい海の魚なので、これまで渥美の浜辺で見かけないのが不思議な気もしますが、今季は多いようで、すでに2匹目も確認しています。
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最初、これを見た時には「何じゃコレ?」と口から出ましたが、よくよくいじくりまわしたら正体・・・たぶん判明!

これって、昔・・・薬局の店頭にあった像のキャラクター「サトちゃん」ではないでしょうか?その頭部がへしゃけていますが、鼻の長さのバランスから見ていくともう「サトちゃん」に決定でOKのような気がします。( ´∀` )きっと昔はソフビの素材だったのでしょうが、劣化や圧力によってこうなったのでしょうね。
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渥美半島の表浜では何カ所か化石の出ている露頭があります。豊橋市には伊古部の海蝕崖があり、そこではシルト層の中からチヨノハナガイなどの印象化石が出ます。また田原市では高松海岸の海蝕崖にも有名な化石層がありますが、こちらは残念なことに工事によりほとんど見られなくなっちゃいました。

さて、そんな表浜ですが、渥美層群と呼ばれる60万年~12万年前の地層からできており、どこか海底に露出しているのでしょう。そんな場所から浸食で外れた岩が摩耗してこんな小さな礫になっていました。断片的な化石ですが、こんなモノでも石好きのオレには嬉しいものですね。
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この手の、海藻だか生物だかよう分らん連中って、苦手です。こないだもクロガヤを海藻だと紹介していたし・・・・( ´∀` )

でも、これは正真正銘の海藻だよね。サンゴ藻の仲間とは分かるけど、ヘリトリカニノテ?白化してるように見えますが、こいつの正体ご存知でしたら、ぜひ教えてね。よろしく~!!
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