
暖かくなった砂浜、もう陽気に誘われてスナガニが出てきていました。けれどもまだ動きは鈍く写真も撮りやすいのです。ファインダ覗いたらビックリ!何とスナガニの甲羅にタイガーマスクがいるじゃないですか!( ´∀` )
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表浜の豊橋市内では沖合に潜堤(離岸堤)が設けられています。これにより砂の減るのを防いでいるようですが、弊害も出ています。それは場所により砂が極端に減り浜の無くなった久美原があれば、逆に増えすぎている伊古部もあります。伊古部では砂丘がかなり高くなっていますが、砂浜も広がり、干潮時には高さは少ないのですが、幅の広いラネルが発生し、平面に近づき海砂鏡のような状態です。
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渥美半島表浜では、この時期に夏みかんが浜辺によく打ち上げられています。なぜかって?それはちょうど夏みかんが落ちる時期だからでしょうか?夏みかんはこの地域によく植えられており街路樹ではありませんが、あちこちで見られ、その下には落下した果実が転がっています。道路に転がっていることも・・・そんな夏みかんは小さなクリークや河川経由で海にやって来るのですよ。
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今、日本各地で砂浜の砂が減って困っているという話をあちこちで聞きます。海水浴場などでは、砂の減少は死活問題、そうなると養浜に頼らざるを得なくなります。
さて、写真の海岸がどこだかわかる人は、一部のサーファーか釣り人、それにビーチコーマーくらいでしょう。
沖合に潜堤のある豊橋市伊古部海岸です。中央上方に潜堤の目印のポールが見えます。出は砂の中にあるひっくり返したお鍋と右斜め上のモノ、なんだかわかりますか? お鍋は駐車場から砂浜に降りる場所の目印、右斜め上は、砂浜に降りる階段の手すりです。かつては、ちょいと高い位置にあった駐車場と砂浜との段差が70㎝ほどあり、3段ほどの階段があったのですが、砂が増えすぎてこうなっています。
砂が増えた理由は沖合に作られた潜堤の影響でしょう。伊古部周辺では砂が激増していますが、逆に久美原(ぐみはら)あたりでは激減して、もう砂浜が残っていない状態なんです。難しいものです。
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渥美半島の先端部にある西の浜、今は悲惨な状態になっています。何と中電が風力発電の風車を海岸に作りたいと申請し、愛知県はそれを認可、そして工事が始まっちゃっていました。冬の荒れ野では大したこと無いように思えるかもしれませんが、資材の置かれている場所は、海岸植物の楽園だったのです。
その風車が建てば、こんな景色になっちゃいます。(上の写真は合成でこの風車はまだ完成していません)海岸の後浜と砂丘にまたがる海岸植物の宝庫をつぶして作る企業と認可する県との非常識さを知っていただきたい。
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