日長の干潟は昔のものがイロイロ眠っています。見つけたのは仮面ライダーのパスケース!
これビニール製で、もう今ではカチコチになっていますが、当時は柔らかな素材だったんだろうね。
そしてちゃんと正規品のようでパチモンでは無さそう。石森さんのイラストをそのまま使ったようですね。
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浜辺には、様々な生物の遺骸が転がっていますが、カニの甲羅などは目立つものですよね。日長の浜辺でよく見かけるのはモクズガニです。
モクズガニの特徴はハサミに藻屑のような「もじゃもじゃ」な毛が生えています。
けれども毛の少ない個体もいて、この写真もそんな一例です。
モクズガニは「上海蟹」の近縁種で、上海蟹の和名はシナモクズガニです。モクズガニも美味しく、各地で独特の食べ方がありますが、感染症の媒介となる可能性もあるので注意が必要ですね。
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繊維の染料・みやこ染のガラス壜は有名で、あちこちの干潟や海、それに川やハケなんかで拾われています。そしてガラスではなくロゴの入った陶器瓶もあることは、みなさんのブログなどで知っていました。
今季の日長、目ぼしい物も無く、シーズンが終わってしまうのかと思っていましたし、ちょうど歩いた日が満潮で干潟を歩けなかったので満潮線を歩いていて見つけたのがコレ!
栓はしてありませんでした。
縦に「みやこ染」の文字が・・・!
満潮だからと諦めず、満潮線を注意して歩いてよかった!こんなこともあるので身近な干潟歩きもやめられません。潮干狩りで掘り起こされたものが、打ち上げられたのでしょうかね?
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by beachcomberjp
| 2017-06-30 07:07
| 知多半島
タイトルが間違ってないかって?これでいいんですよ。
「浜の」ですからね。
ほらね。
日長で見つけたツメタガイの卵・砂茶碗はまさにひらがなの「の」の字になってましたから。ツメタガイの繁殖期真っ最中ですね。知多半島では、ツメタガイを「うんね」とも呼び、味噌煮にして食べることもあります。
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日長の干潟で見つけた面白いものは、コルゲンのケロちゃんでした。
ケロちゃんって覚えてますよね。黄緑色のカエルのキャラクター!
コルゲンのHPによれば、昭和24年から使い始めたこのキャラクター、昭和33年(1958)にはキャラクターの
指人形が作られたようです。 日長の干潟で見つけたのは、ちょうどこの頃のタイプのものと思われました。最近のものよりスリムな指人形、袋に入れて持ち帰ったはずですが、みつかりません。いつものボケで、写真を撮って置いてけぼりにしてしまったようです。(笑)
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